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二級建築士試験(独学)2023『短期間学習のコツ』

目次

目標設定

実は二級建築士試験の全問中8割が過去問になっています。

過去問そのままだったり、正誤を変えたり、微妙に表現を変えたり、はありますが

過去問の各枝の内容を理解した上で解けるようになっていればまず合格できます。

二級建築士試験は計画、法規、構造、施工の4科目で構成されています。

毎年微調整はありますが基本は各科目25問中13点、かつ、総合得点で100問中60点が足切りラインとなります。

各科目15点×4=60点が合格ラインとなります。つまり6割以上取れれば合格です。

新規問題の対策は範囲が広く非常に難しいですので、新規問題は捨ててもいいと思います。

とにかく頻出の過去問を徹底的に解けるようにすることが合格への近道です。

各科目ごとの目標点は以下のように設定するといいでしょう。

法規

法規は法令集を持ち込むことができるため、高得点を狙える科目です。

目標点数は 20/25(80%) 目指しましょう!

試験対策として法令集の使い方を熟知することが重要です。

過去問題を利用して、どのように法令集を引用すれば解答にたどり着けるかひたすら練習しましょう。

過去問を何度も繰り返すことにより、

「この問題は法令集のだいたいこの辺に載っているな」

と感覚的に覚えてください。

法令集を引く練習をしていないと、本番では1問解くのにかなりの時間を消費してしまうので必ず時間が足りなくなります。

そうならない為にも過去問のやりこみが重要です。

計画と施工

計画と施工は過去問の学習としては簡単ですが新規問題が比較的多く、以外と高得点は難しいです。

過去問を確実に得点できるようにすることが重要です。

目標得点はそれぞれ 17/25(68%) といったところでしょうか。 

構造

構造は苦手意識のある人が多いかと思いますが、他科目と同様に頻出過去問を押さえておけば合格ラインに達するのは難しくないです。

計算問題が最初に数問必ず出題されます。解き方をしっかり覚えておけば対応できます。

最初から解けない問題が続くと気持ち的に焦ってしまうこともあります。

計算問題をしっかり解けると自信に繋がるので重点的に学習し得点できるようにしておきましょう。

本番の試験の時に解き方がわからない計算問題はいくら考えてもしょうがないので、わからない問題に時間を割かずに他の問題をしっかりとるようにしましょう。

目標得点は 18/25(72%) を狙いましょう!

上記により

目標総合得点は、 72/100(72%)となります。

このくらいを目標にしておけば本番で多少過去問を取りこぼしても合格はできると思います。

学習の進め方

とにかく時間を作る

何が何でも今年合格したい!のでしたら、優先順位を上げてください。

如何に学習時間を確保するかが重要です。

仕事がこの時期に限って忙しい。。。

休日は家族サービスをしないといけない。。。

趣味が。。。。

テレビ、動画、漫画を見たい。。。

そういった言い訳や甘えは一切捨ててください。

二級建築士の資格は建築関係のお仕事に従事されている方なら持っていて絶対に損のない資格です。

その資格を取るために、ほんの2~3か月の短期間だけがんばれば一生使える資格が取れるのですから

気合を入れて取らない手はないです。

仕事と試験勉強の両立をしてください。

仕事はもちろんしなければいけませんが、それ以外の時間は1分も無駄にしないくらいの意気込みで学習時間に当ててください。

家族の理解と協力を得てください。

家族には勉強に集中できる環境作りの理解と協力をしてもらえるよう話し合いましょう。

2か月だけとか3か月だけとか期間限定で家事負担を軽減してもらったり、家族でのお出かけを我慢してもらったり

家で勉強に集中できるように休日はご自分以外で外出してもらうのがいいと思います。

趣味、娯楽は我慢しましょう。

長い人生のうちのほんの2,3ヶ月くらいは我慢しましょう。

学習のコツ

上述しました通り、試験の8割は過去問です。

過去問さえしっかりやり込んでおけば独学でも合格は可能です。

続きまして、過去問への効率の良い取り組み方をご紹介いたします。

過去問は最低でも7年分を3回は解く

過去問は最低でも3回はやってください。

過去問だけなら、建築技術教育普及センターのwebサイトで10年分を無料で入手することはできますが

問題と解答だけなので、これだけでは解けなかった問題の学習はできません。

ですので、解説付きの過去問題集を購入してください。

大事なのはしっかりとした解説があるかどうかです。

以下のような問題集は解説付きでお勧めです。

ちなみに私が利用していたのは『詳解 2級建築士過去7年問題集』の方ですが、

各枝の解説がついており、解説集だけ切り離しができ便利です。

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この記事を書いた人

はじめまして、私は現在40代で、約20年間一級建築事務所で働いています。BIMソフトであるRevitやLUMIONを使いこなし日々精進しています。私自身が失敗を経験したことを活かし、読者様の資格取得や実務スキルの向上をサポートできればと思い、ブログを始めました。趣味は株式投資、お酒、アニメ、漫画、キックボクシングなどで、興味を持ったことは何でも始めています。私のブログでは、建築関連の情報や実務スキル向上のヒント、趣味に関する話題など、幅広くお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。

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